岡村郁生
効果があって当然。
そのプロセスと事実を詳細に学ぶのです。
現在の操体は、格段と質を上げています。
「からだ」にも「意識」があると捉え、まず自分自身の「意識」を変えます。
そこから新鮮で純粋に、自然法則を学ぶのです。
わたしたちの「からだ」がもともと持っている能力を認識できるように、生命医学として「からだ」から教わり、自分自身で感じる「操体」で学ぶ。
それにはまず、思い込みを捨てるのです。
近代医学の見落とした「からだ」の自然治癒力を、最も効率よく生かすには、基礎から応用まで一貫した指導だからこそ、伝えられることがあるのです。
これは、橋本敬三師の直弟子である、三浦寛先生しか伝授できません。
「操体」の哲学思想。
真実に、最短距離で到達するチケットは講習会の”空間”にありますよ。
みつよし接骨院 岡村郁生
〒253-0006 茅ヶ崎市堤61-6 0467-51-7508
E-mail mituyosi_s@yahoo.ne.jp
石田哲也
「先輩から一言」
12年前は私は三浦先生の患者でした。
特に開業しているわけでもなくただのサラリーマンです。
当時は肩こりや首の痛みで悩んでいました。
週に2,3回足裏マッサージや鍼などに通ってましたが全く痛みから解放されません。
それが診療2か月後、痛みを感じなくなりました。
なぜ改善したのか全くわかりません。
何度も三浦先生に聞きました。
この操体法は特殊で三浦先生にしかできないものですか?と。
三浦先生は「そんなことはない。ちゃっと勉強すれば誰にでもできる!」と断言していました。
誰でもできる?
誰にでもできるようになるのであれば習おうと。
ここに参加される方は私みたいなタイプではなく既に手技療法に従事されている方かもしれません。
今、自分がやっていることに疑問がある方は是非講習会に参加していただければと思います。
これからの診療に大い役立つきっかけが見つかると思います。
三浦寛幸
先輩からの一言
私は操体を学び始めて13年の月日が経ちましたが、常にこの学びの中で得られるものはいつも新鮮です。
それは橋本敬三先生が示された操体の哲学の下に操体法が常に進化し、常に新たな知見を取り入れることが出来るからです。
その変化の中で日々私が感じていることは操体の本質は臨床の技術やテクニックを学ぶことではなく、「生き方」を学んでいるということです。
操体の学びの基盤にあるのは「(からだの)動きの学習」と「感覚の学習」、そして哲学がどのように繋がっているのかを学ぶことにあります。
これらの繋がりを点から線にしていき自身の生活に落とし込んでいく。そこで掴んだことを臨床に繋げていく。それは結果的に「生き方」が変わるということです。
その作業を成していくにはまず「からだ」を主体とした世界の見方を学ぶことが大切なことであり、からだが私達にしてくれていることに目を向けることが操体の本質を知る一つの窓口となります。
こういったことも含め三浦先生が自身の学びの中で掴まれた新重心理論を学べる事は臨床だけでなく、自身の生き方にも落とし込むことも出来、今までの生活で見えな
かったものを見ることにも繋がってきます。
呼吸にしても、動くことにおいても、それを当然のように出来ていることに感謝することが出来るようになったことが私自身がこの学びの中で掴んできたことです。
そういう当たり前に出来ていることへの感謝は現在のように一人一人が健康に生き抜くのが厳しくなった時代に必要なことだと感じています。
瀧澤一寛
これから「新重心理論に基づく操体臨床」を学び始めるみなさまへ
今これを読んでいるあなた。
「からだ」をとおしてご縁を頂いているのでしょうね。
どうぞそのご縁を大切に半歩踏み出してみてください。
ここにはからだの要求に応えられる学びがあります。
自身のことを少々書かせていただくと……
鍼灸マッサージ師として臨床をスタートさせたのは、今から16年前になります。
当時は少しでも結果が出るように、鍼灸マッサージ以外にも、色々な手技に興味を持っていました。
「腰痛には○○が効く」「骨盤を調整するには○○が良い」と聞けば、それを教わり、試すことの繰り返し。結果が伴うことばかりではありませんでしたが、このまま経験を積んでいけば、それなりに臨床業を続けられるのではないか。そんなふうに思っていた時期もありました。
けれども、それと平行しながら持っていたもう一つの想い。
「症状や手技にとらわれることなく、臨床の軸となるものを身につけたい。それも師と呼べるような人のもとで」。
そんなところから始まった三浦寛先生のもとで学ぶ操体・操体法とのご縁。
師のもとで学べる操体法は常に新しく、そして今、新重心理論に基づいた操体臨床を学び続け、確かに感じられることがあります。
- 症状にとらわれない臨床はある
- 患者の意識にとらわれない臨床はある
- 「自分」が何をしたらいいのか、悩まなくていい臨床はある
- 何を優先したらいいのか、感じられる臨床はある
- 結果に一喜一憂しなくていい臨床はある
- 臨床の「場」そのものに感謝できる臨床はある
- それなりでは味わえない、いただける臨床はある
- 「からだの要求」に応えることで成立する臨床はある
言葉の案内はここまでです。
ここから先は、三浦寛先生のもと、是非「からだ」で新重心理論に基づく操体法を学び始めてみてください。
友松 誠
新重心理論の講習に関して
2足歩行をして、地球上で生命活動を営む人間にとって、重心の在り方というのは非常に重要です。
重心と重心軸の在り方によって、バランス現象が変わってくるからです。
バランスの大切さにについては、ボディワーク、治療に携わる人ならば十分に理解されていると思います。
操体でいうバランスは、単に筋肉バランスや運動能力といった外側のバランスだけを指すのではなく、内側も含めた身体全体のバランスや、「息」「食」「動」「想」と「環」
の生命活動のバランスを指します。
生命活動のバランスが崩れれば、ボディも不快な動きの方向に歪み、それが不快な症状、疾患を生じさせるからです。
だから操体では、「息」「食」「動」「想」には自然法則が自ずから在り、その自然法則に合わせるようにすれば上手く「環境」に適応でき、ボディも不快な方向に歪む事なく
健康な毎日が過ごせるという事で、長年その自然法則の究明がされてきました。
しかし、「息」「食」「動」「想」の自然法則の究明の前に、もっと根本的な問題を明らかにしていく必要が生じてきました。
それが重心の在り方の問題です。
操体も長い間、重心は臍下丹田にあるといった古来からの一般的な考え方を、あやふやでも疑う事なく正しいものとして認識していました。
そこにメスを入れたのが、当講習の主催者である三浦寛先生でした。
三浦先生は、自然法則の究明という橋本敬三先生の遺志を引継ぎ、それを成す為に操体の学びを実践をとおして続けてきました。
実に臨床歴56年。
操体の学びには、からだから学ぶという事が欠かせませんが、三浦先生はからだからの学びを深めるにつれ、従来の重心の捉え方では理論だてできない、より高度に
バランス制御(治癒)に向くからだの動きを悟る事となりました。
そのからだの動きに基づけば、従来のあやふやだった重心の定義を捨て去り、新たな重心の定義を定める必要があったのです。
新重心理論を基にからだと向き合ってみると、従来の丹田重心説から究明されてきた自然法則よりも、より全体的な調和が成るように感じます。
それは、重力が単に地球の万有引力という面だけでなく、ミクロからマクロまで全ての存在に影響を与えるものであり、そこに合わせるようにする事つまり重心の適正化
をはかる事が、何より重要であるかを示していると思います。
そして、重心の適正化をはかる事がバランス制御(治癒)に向くからだの求めている事であり、そのからだの要求を満たせば、からだに元々備わる自然良能作用につな
がる生命の記憶を呼び起こす事になるのです。
操体の臨床は、ボディの歪みをどう正すか云々のレベルをとうに超えています。
学び始めの頃は戸惑いもあるかと思いますが、新重心理論を学び、自らのからだで実践をとおして学習していけば、その真の価値を理解していただけると思います。
また、操体臨床歴56年、新重心理論の提唱者である三浦寛先生から、直接指導を受ける事は後々の財産になると思います。