Sotai Forum 2013 Valencia

 

昨年はヨーロッパの荒れ狂った経済危機によって、スペインでのセミナーが中断されてしまったが、

今年五月スペインのバレンシヤで開催が決定、そして九月にはイタリアでの開催が決定した。

 

先日バレンシヤ開催に向けてのポスターも送られてきた。なかなかの出来具合である。

自分で評するのも何だが、芸術的とも言える動きの美の描写である。

この写真は、特に、操者の介助におけるからだの線(動線)が見事に浮き出ている。

これは、腰掛位から胸元で手関節を外旋位にとらせ、背面から介助を与え、

上肢肩真横伸展の動診操法である。

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この問いかけは、肩真横伸展、真上伸展、後方伸展がある。

また、操者は前方に位置しても可能である。

この動診の問いかけは、私自身のオリジナルコードの一つとも言える作品である。

 

第一分析における動診と操法には、このような介助法は含まれていない。

この介助は、その動きとその動きの全身形態の連動に適う介助法として

その意味をなしているのが特徴なのである。